秋の始まりの日
屋根の上に上がった。
夕暮れから街に灯りがともる時間まで素敵な時間を過ごした。
あの日だけの秋の風が吹いていた。
あれから、雨の日以外、夕暮れは屋根の上で。
STTでのリハーサルで、
ひとつ新しい曲が生まれた。
生まれたてで、まだまだだけど...
http://primrose.entropy.cc/stt/someday.mp3
"いつかあの雲と"
夕日が沈んだ後の
ちぎれ雲が東へ流れて行く
漂う風は
あなたを包む
瞬く星はひとつだけ遠い
ささやかな希望を胸に
微笑んで目を閉じている
揺らめく光に抱かれるように
揺れる想いはそのままに
微笑んで目を閉じて
今だけを手のひらに
いつかあの海を超えて
いつかあの雲のとともに
いつかあの空を超えて
いつか夢見たあの街へ
いつかあの雲とともに