こんな便利なものがあるなんて・・・
最近、ブログと言う言葉をちらほらと聞いていた。
はやっているらしい。
はやりものには、手をださないでおこうと思いつつ、
日記や、写真をはりつけるのに、こんな便利なものがあるなんて・・・
負けてしまいました。(笑)
さて、いきなりヘビーな話ですが、最近強く思ったことを。
香田さんについて
香田さんの殺害シーンのインターネットで削除のニュースが流れました。
僕は、見ませんでした。が、以前、チェチェンで行われた兵士の殺害シーンを見たことがあります。
何故、見たのか。殺害される人の人権、その家族の心の痛みを考えるとそういうものを見ることを心苦しく思ったのですが、でも、現実を知りたいと思いました。平和?な日本にいる僕らには、実感できない出来事が今、世界の中で起こっています。どんなひどいことが行われているのか。こんな酷いことを平気で出来てしまうほど、彼ら自身の身の回りには、悲しいことが日常に起こっているのだということを、少しでも知らなければと思いました。
僕らには、イラク戦争もアメリカ大統領選挙も、韓国ドラマも、お笑いも、全て同じテレビーから流されてきます。現実なんだとわかっているけれど、テレビの向こうで起こっていることで、生身でわかっていない。テレビで育った、僕らはやばいと思う。インターネットもそう。情報をどれだけ現実のこととして、僕たちが感じられるのか、危機感を抱いています。
香田さんの殺害シーンは、首相は見たのだろうか。
無謀な香田さんを、馬鹿な奴と、言う人が多いけれど、彼は、自分の目で確かめたかったのではないか。世界で、何が起こっているのか、テレビのこちらから見ているだけではなく。
無謀すぎたけれど、彼は首を切られる程の悪いことをしただろうか。しょうがないと、僕らが言っていいのだろうか。彼が殺されたのは、彼が馬鹿なことをしたからではなく、日本の政府の自衛隊派遣決定に対しての処刑。アルカイダは、小泉首相の首を落とすかわりに彼を殺害したとは言えないか。首相は、結局のところ僕らが選んだようなもの。僕らは外野ではない。首相は、どういうふうに感じているのだろう。首相には、首相という立場での感じ方があるだろう。でも、その前に、人間としてどう感じているのだろう。 そして、僕らもだ。
香田さんの殺害シーンを見て、ネット上で、こころないことを書いているような人々がたくさんいることに危惧を覚える。
匿名で、大きなことをほざく人達の巣。最悪だ。
僕らは、テレビの向こう側で起こっていることもっともっと、現実のこととして、感じなきゃならないと思う。
秋の空を見たある人の文です。
「いろんなところでいろんなことがあって、
私にも私なりにいろいろあって、
それとこれがこのひとつの青い膜で覆われているっていうのは
不思議な気もするし、思えば当然のことでもあって。
この文章を読むあなたは今どんな喜びと、どんな哀しみを
抱いているのでしょう。
みんなそれなりに必死ですよね。
青い空とあたたかい光が、私達の中にある素敵なものをひきずり出しますように。いい一日であれ。 」