
昨年から今年初旬にかけて、多くの時間と情熱を傾けた2つのこと。
スタジオ作りと、岩瀬敬吾君のプロデュース。
4月9日、アルバム『明日の出来事』が発売されました。
敬吾がギターボーカル、
溝渕健一郎君がドラム,
僕がベース、
というロックバンド最小単位での曲作りをベースに
僕のスタジオecho and cloudでのレコーディングを中心に制作。
スタジオは、光、雲、風、季節感や、一日の時間の流れがわかる。
3人とそんな外界とのセッション。
サビにさしかかると同時に、雲の合間から光りが落ちる...
夕日の中で、揺れるシンバルがきらめく....
そんなちょっとしたハプニングが、このアルバムの中に、
音として、また、敬吾の歌詞の中に、影響を与えた。
彼の描く詞、メロディーは、強い個性を放っている。
歌ってみればよくわけるのだけれど、容易くは歌えない。
最初は、本人さえ歌い切れないくらい。
心の中の彼自身が、こう歌いたいと思う場所へと、
現実の彼が近づく。
そして、そこに生まれる、ギャップ、がまた新たなマジックが生まれる。
そう、アルバムジャケットも、とってもいい。
手に取ってその感触やら、デザインの質の高さにびっくりした。
写真が、横向きに使われている。
一瞬なんだかわらないけれど、その横向きのままで、
ひとつのデザインになっている。
デザインは、野村真美さん
写真は、船橋珠緒さん
特にタワーレコードでは、試聴機などもあるので、
機会があったら、是非、手にとってみてください。
岩瀬敬吾「明日の出来事」2008.4.9 Release
初回限定盤(DVD付き):¥3,500-(tax in)、通常盤:¥2,800-(tax in)