明日は、ライブ。
このことろの、少々、自律神経がまた変調を。
夕方になると、微熱が...。
それに伴って気分も、こう、スカッとしない。
というわけで、そんな状態から、飛び抜けるために何かを。
頭に中で、北西へ行け!と聞こえた。
昔、同じように、北へ行けと言われて、
夜中に出発。那須まで直行。車の中、紅葉の中目覚めた僕は、
それから、1週間、2000km、東北、下道旅行、本州最北端まで行ったのを思い起こす。
が、今回は、....明日、ライブがある。
北西で、1日で、遠くまで行くとすれば、関越自動車道。
が、関越までの道に環八を選びたくない天の邪鬼。
方角だけを頼りに車を進める。
が、途中で、迷う。
ま、いっかとそのまま、走る。
どうでも良くなった。
1時間あまりで、着いた場所は?
所沢。
小旅行のつもりが...(笑)
所沢かよ!って、聞こえた。
所沢航空記念公園
でも、所沢さえも、初上陸で、僕には、下北半島と同じ価値。
写真は、その公園。
風が、体を洗ってくれる。
トロンボーンを練習する少年。
犬の散歩をする婦人。
楽しそうに、木登りをして遊ぶカップル。
二人で、ギターを弾いている若者。
懐かしいような。
昔、ここは、少年達が戦争のための航空隊や、飛行機を作っていた場所。今は、平和な光りが満ちている。同じ場所なのに、同じ光りなのに、全然違っている。不思議。
僕らは、とっても些細なことから、
迷路に、迷いこんでいくことがある。
時には、迷い込んで、困ってみるのも必要。
振り返ることも大切。
そして、そこから、抜け出せなくなる前に、
自分を、駒の様に、ピョン!と違う場所へと移動する。
太陽や、緑や、風を、気持ちよいと感じれるうちに。
今日は、それが出来たような気がする。
帰りに、僕の隣人であった、建築家のお二人(初老の、男女建築家)に、会いに行った。武蔵藤野という駅前に、今、彼らの設計した建物が建とうとしてる。6階建ての、ビル。最上階は、音楽ホールにするらしい。基礎の為に掘られた、大きな穴を見て、感動。大きな空が、虚しいほどの空間に、この人達の想像どおりのものが、来年2月には、完成するらしい。いろんな、話をした。ほとんど、聞いていただけだったけれど、この人達は、今でも、攻めている。 silver and gold のためじゃなくて、次の世代への愛を持って。
なんのことだか、解らなくて申し訳ないけれど、
彼らは、そういう人達。
初めて、師匠!と呼びたくなった人かもしれない。
そう、話の中に出て来た建物の話。
台湾の、高砂族の街。一番最上の位の人達が住む建物の話。
中に入ると、小さな石で積み上げられた壁の隙間から、
星の様に、光が透けるらしい。
そして、それは、同時に、クーラーの役目もするとのこと。
台湾へ行きたくなった。
明日のライブは、きっといい感じ。