Takram監修で作られた、TOSHIBA水素エネルギーシステムのショールーム
Hydrogen Energy R&D Center、での音楽を担当いたしました。(残念ながら一般公開はされていないのですが。)
日本中に、世界中の人に聞いてもらいたいと願いながら発表する音楽もあれば、その場所、空間、そこに来る人のためだけの音楽も。音楽は主体ではないけれども、その空間の景色や時間の流れさえ変えることができる。エゴを出来るだけ押さえつつも、ただのBGMにならぬように、自分らしい音を選びその空間に来る人のために創る音楽。プレッシャーを感じながらも、うまく行った時には、その場に魔法をかけた魔法使いになったような気分になれるのです。
今、国内外、期間限定のものもあれば、常設のもの、場所や、乗り物など、公開されるもの、閉じた空間のもの、公言できないものも含めて、少しづつ増えて行くことに、ほくそ笑み、喜びを感じています。映画音楽が好きだった小学生時代、今、景色に空間に音楽を創っている自分、変らないのかもね。
そして、今、東京大学で
『はじめての真空展』が。
良く響く、トンネルのような回廊を持った空間。その場所の特徴を活かせるように、設備を整え、作曲しました。真空?難しそう...という人にも、楽しめる展示、空間です。そして、校内の風景も素敵だったり、学内のレストランのリゾットが美味しかったり(笑)。1期はもうすぐ終わってしまいますが、是非。
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