このところ、何人かの方から、お手紙を戴いた。ライブの感想や、アーティストの方からCDを送って頂いたり、CDを購入戴いた方からのお手紙とか。これまで、手紙と言えば請求書か広告ばかりだったのに...。少し不思議な感じ。
メールでも、十分に気持は伝わってくる。が、丁寧に綴られた文字からは、その方の誠実さが伝わってきたり書いている時の、心の揺れをも感じることが出来る。そして、自分の心も揺れる。そして、手紙を書いて下さっている状況を想像する時、そのことに使って下さったその時間を愛おしく感じる。少し、センチメンタルすぎるのでしょうかね。
話が反するようだけど、今日1通の外国の方からメールを戴いた。
311メモリ−ズについての記事を見て、何故かリンクの張られていない
そのサイトを探しそこで聞いた音楽を好きなって、題名を知りたいとのこと。題名は「記憶の桜」とお伝えした。春になったら是非、ライブで演奏して下さい、きっと素敵だと思いますと、言って下さった。
曲がひとり歩きをして、誰かの時間の中で生きていることを知る時、そういう人がたった一人でもいるなら、僕は音楽を続けて行けるなあ。とそんなふうに思った穏やかな夜でした。