昨日、デザイナー、エンジニア、プログラマー....(時にはパン屋さん!?)である、
on the fly、
takuramの緒方壽人くんに、先日アップしたブログ
因数分解と音楽 について、そして今考えているアイデアを話した。これまでも、こういうことがやってみたい、と話すとそれならこうすれば良いのですよと、まるでドラえもんのように現実へと結びつけてくれる緒方くん。ここぞと言わんばかりに、ぶつけてみる。
●まず、要望1
『1オクターブを12で分割する世界を圧巻する今の音階から、外れて1オクターブを13で分割した音階を聞いてみたい。』
まだまだ先に、大きな野望はあるのですが、まずは、基本的なことから体験。まず、音階についての基本的な知識、ピタゴラス音律と、平均律、そして、セント、などを軽く緒方くんに説明。
●緒方くん、プログラムを書き始める。
周波数の数学的算出方法は、wikiなどで調査。十二平均律での周波数比を応用、計算式の、12を13に変更することにより、周波数を計算する。
プログラムを書き始める。カチャカチャカチャ...(MacBookAirのキーボードを打つ音)....
そして、数分で、出来上がる。流石、僕のドラえもん!...(失礼)
●聞いてみる。
.....ど、ど#、れ、れ#、み、ふぁ、ふぁ#、そ?、そ#?、ら?、ん?#...んんん....??、ド〜!
かなり、音程にはうるさい方だと僕は思うのだが、半音階で順番に聞いていくと、最初は、気にならない程度。歌などは、この程度は、表現の違い程度の音程差。さすがに、半分を過ぎる頃には、暗い気分になるが、人によっては、これよりもっと酷い鼻歌はざらである。12番目に来た時が、ピークでふつうなら、1オクターブに届いている時間。暗雲とした雰囲気が漂う。そして、13番目に来た時に、急に世界が晴れ渡り、これまで親しんだ、世界へと戻れる感じ。
●和音を聞いてみる。
1と5と8 を同時にならしてみて下さい。とお願いする。
1、5、8とは、12音階メジャーCキーでは、ドミソ。
ジャーン! あ!なんか、気持いい!と口走ってしまう、どこかで聞いたことのある響き。
もちろん、不協和音ではあるのですが、気持ちの良い感じ。自然界には、こんな不協和あったよね。っていうような感じ。これで音楽だって作れるかも...と、勘違いらしき錯覚も生まれる。
録音しておけばよかったのだけれど、今度是非。
以上、仕事の打ち合わせでものあったので、昨日はここまででしたが、暇を見てまた、ドラえもんに
、いや、緒方くんに相談してみようと思います。
展望は、広がるばかりです。