1. Some Small Hope by Keiji Matsui and Naoko Hamasaki ( Cover/Virginia astley with David Sylvian) 5.32
先週のことになりますが、9月8日、浜崎なおこさんの下北沢clubQUEdでのアコースティックライブにゲストで呼んで頂きました。
彼女とは、僕がOwl、彼女がレプリカというバンドをやっていた頃に、知り合ったのですが、その時、例えるなら、ジャニスジョプリンのようなエモーションを持ち合わせた、ボーカリストだと衝撃を受けたのを覚えています。
長い年月を経て、何度か、お互いのライブに足を運んだりしていたのだけれど、競演したのはこれが初めて。彼女は、根っからのボーカリストで、楽器を弾きながら歌うということにまだしっくりといっていないようで、ステージで見る堂々とした彼女とは、違ってとても繊細なのでした。僕などは、楽器を持たないと、おどおどしてしまうのと同じなのでしょう。解る気がします。
しかし、当日のライブでは、そんなことはどこへやら。彼女はやはり堂々とステージに存在し、伸びやかに歌うのでした。腹が据わった人というのは、こういう人なんでしょう。
さて、ここに上げた歌は、彼女の希望のカバー曲。バージニアアストレイという人のsome small hopeという曲。86年に、デビッドシルビアンが、デュエットした曲です。僕も、この曲が好きで、何年ぶりかに、聞いてあの頃を思い出しながら、音をとったのですが、簡単な曲のように思うも、案外、譜割やコード進行も、微妙な違いで、曲の流れが創られていて、興味深い曲でした。
リハーサルで、とった最後のテイクが、所々危うくもありながら、お互いをリスペクトしつつ、違った場所で、違った環境で、音楽をやり続けて来たもの同士の響きがあるのかななどと、思うところです。自画自賛かもしれませんが... 。
ダウンロードも出来るので、気に入った方は、ダウンロードして聞いて下さい。
最後になりますが、足を運んで下さった方々に感謝。
そして、Queのスタッフ、他のアーティストの方々に感謝します。
そう、沖野俊太郎さんの曲かっこよかった。どこか違った場所で、また見たいですね。