フジロックが終わりました。
出演の直前のサウンドチェックに3人で出て行った時にすでに、アバロンステージは、Maia hirasawaを観たいという人が溢れてました。アバロン至上最高の動員だったとか。Maia、すごいね。その満杯の人達に、迎えられてMaiaはもちろん、andersと僕もとてもいいパフォーマンスが出来たと思う。完璧じゃないけど、あそこでしか生まれないものがあったと思う。みんなが笑顔だった。Boom!ではボンボンを振ってくれている人もいたなあ。
フジロックは、やっぱり特別。これまでは、見る側でしかなかったけれど、いつもあのステージに立ってみたいと思っていた。きっと音楽をする者の多くは思うことではないかな。僕もその一人。友人を通してmaiaと知り合い、最初はエンジニアとして、そして、今回はミュージシャンとして関わることになり、念願のフジロックのステージに。もちろん、いつか自分の音楽であそこに立ちたいと思っているけれど、maiaの音楽を支える役で初めてあそこに立てたことは光栄に思う。普段は、本当にナチュラルな女性だからつい忘れがちだけれど、歌を歌う時の彼女は特別な存在であることを毎回、再認識する。
最初の東京でのライブは、実はリハーサルなしで僕が加わったのだけれど、彼女が言った言葉。楽しんでやりましょう。もし間違えても、それはそのお花にプレゼントしましょう。って胸に飾った赤い花を。きっと僕の気持を和らげようとしてくれたのだと思うけれど、詩的だよなあ。いつか、誰かに言ってやろっと(笑)
そう、もうひとつ思ったこと。マイアの周りのスタッフ支える人達もみんなそれぞれ素敵な人達なんだ。そして、フジロックでのスタッフも、ドライバーからステージの上の人達も、みんなそれぞれの役目にベストを尽くしている。そんな、力が結集しているんだもの、アーティスト達がいいパフォーマンスをしない訳がないと思ったのでした。
明日8/2の、NHK BS41 23時からの エルムンドに生出演します。それが終わったら、ひとまず、僕の役目は終わります。
良い7月を経験しました。Maia、Anders、Kris and boys スタッフのみなさんに感謝を。
数日後、1歳年をとります。大台に乗ります。かなりの大台ですね。しかし、まだまだ若輩者。60歳あたりになってもフジロックに呼ばれるような、ミュージシャンになっていたいものです。
大阪 Meet the world beat