魂の深くまで下りて行くには健全な身体が必要。村上春樹氏が言った言葉だけれど、ある体験で僕もそう思い知らされた。そして、自分の体力を底上げするために今年は走ってみようと思った。
1月4日から走り始めて、28日目の今朝、初めて10kmを走る事が出来た。ランナーにとって、10kmなんて、始まったばかりの距離だと思うけれど、僕にとっては、とても大きなことだった。やっと、一つ目の簱に届いたような気分。
長距離を走るのが、特に苦手で、避けて通ってたこと。中学の時に、マラソンがあって、2kmを走って以来走ったことのなった。1日目は、2kmさえも走りきれなかった僕が、時間は恥ずかしくて言えないような時間がかかっているけれど、少なくとも10kmを走り終えた。5kmをなんなく走れるようになった頃から、距離を延ばそうとすると、必ず4、5kmで、左膝裏と右の後ろ大腿が痛み始めてどうなることかと思っていたけれど、今日は、突如、9kmまで、痛むことなく走って、最後の1kmは、足に向かって、あと1km頑張ったら、明日休ませてあげるから、と言い聞かせた。休みなしに走るといくことは、無謀だとしりつつトレーニングでなく、続けることが目的だったから。ご褒美に、明日は約束通り休ませてあげようと思う。