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infected dream

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土曜の朝。
なまぬるいけれど、少し風が風らしくなった朝の空気の中、バイクでヨガへ。使わなくなった小学校の教室に手を加えて作られたスタジオ。

夏の空が、ガラスの向こうに拡がる。
先生と生徒のたわいない会話と平和な笑い声。
座って目を閉じたら、ああ、懐かしい。これを欲してたんだなって思った。なんだか、寄り道をずっとしてたどり着いたいとこの家に着いた時みたいに。

終わった跡、たまった仕事のために、そそくさと帰ろうとエントランスまで降りて来たら、
先日、教室でお会いした染めものをされている方に。
「今から、藍染めを子供達とやるの。やります?」とお誘いを受けた。楽しそうなこと、誘惑に弱い僕は、少しだけ見学させてもらうことに。

集まったお母さん方と子供達。みんなで、藍の草を刈るところから始まり、各自持ち寄ったものをそれぞれ染めるところまで。
結局、楽しくて最後まで見学させてもらった。

ある人が無邪気に言った。
「手と爪が、真っ青に染まって映画のアバターみたいになってしまってしばらく落ちないの。綺麗でしょ?」子供みたいなその人が綺麗だと思った。

葉っぱをもぎ取られた後の茎の部分。その幾本かを、帰りに、僕にも下さった。水にさして、しばらくすると根が出て来る。そしてそれを、土に植えて育てたら種が出来るらしい。そしたら、また春に植える。そして、水をやり、手間をかけて、葉を戴く。来年は、僕も何か染めてみよう。

藍で染めた着物は、除虫効果もあるという。夏の浴衣に使ったのは、そういう訳でもあるんだね。

藍からいただくものは、染料だけじゃない。染め物をしながら、子供も母親も、先生も、スタッフもみんな笑顔だった。洒落じゃないけど、愛のある時間だった。

ありがとう。

藍色、やっぱり好きだな。



写真/根が出て来た藍の茎。
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by kkkr | 2010-08-25 01:59 | 日常の中の特別

祈り

「人間は祈る姿が最も美しい。」

戦争を体験し生涯、生と死、平和への祈りを題材に絵を描いたアーティスト。吉田堅治の言葉。
彼は愛妻を亡くした後、心の中に確かに生き続けることを知り、
”生と死は表裏ではなく共にある”ということを絵に表現したという。

7月の末に、友人が38歳の若さで他界した。彼女が19歳の時に知り合ってたくさんのステージとレコーディング、そしてプライベートでも多くの時間を共有した。

お別れの会で悲しみを共有する多くの人達と一緒に祈りを捧げた。
それぞれの心に、そしてそれぞれの彼女の姿を焼き付けるように。
信じ得ない現実を受け入れるために。
彼女との友情や愛を確認するために。
僕達は、祈りを捧げた。

永遠とは言わない。
が、きっと彼女は僕の記憶がいつかなくなる瞬間まで、
僕の心の中にも、生き続けていてくれる。
彼女を愛した、ひとりひとりの心の中に。

そして、特に、残された家族の方々の悲しみを、彼女と生きた喜びが癒し、いつか穏やかになることを願って止まない。

今は、言葉に出来ないこの想いを、祈りとともに。

BICE slowdive




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by kkkr | 2010-08-13 04:31 | 日常の中の特別