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infected dream

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another shadow



いよいよ、5/29から、六本木ミッドタウンの21_21デザインサイトで開催される「骨」展。
 その中の作品、Another Shadow 五十嵐健夫氏+緒方壽人氏 の 音楽を担当しました。人が入って来ると、音が始まるのですが、長く遊べば、いろいろな音に出会えるようになっています。美術館ということもあり、少々音の方は小さめで解りにくく残念ですが...。上の画像は、緒方氏と僕。楽しくて側転しようとしたが、直前に手首が痛い事を思い出し、中途半端なものに(笑)。が、しかし、それで出来た影はある動物に!? 
何に見えますか?

他の作品も、興味深いものがたくさん。
特に気に入ったものは、参 というチームが作られた、ピアノのアクションにプリズムがついていて、壁やプレイヤーにおぼろげな光が。素敵です。欲しいです。

8月いっぱいまで開催されているので、是非体験してみてください。


また、on the fly
(http://idream.exblog.jp/9822226/)
も、形を変えて、ナビゲーションシステムとして設置されています。





関連記事
http://www.2121designsight.jp/bones/comment.html
http://robot.watch.impress.co.jp/docs/news/20090528_170308.html
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by kkkr | 2009-05-29 03:07

Labyrinth

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国際基督教大学(ICU)を訪れるのは、学園祭で演奏させてもらって以来。今日は、チャペルで行われていた歩く瞑想と呼ばれる"Labyrinth”(ラビリンス)を体験しに。この大学は構内は、武蔵野をそのまま残して作られた、ひとつのコミューンのような世界。勉強するにも、学生生活を送るにも、羨ましい環境だ。

さて、"Labyrinth"。大学の中の教会の中に設置されている。入り口で、簡単な説明の書かれたパンフを読み中に入る。教会の中は、パイプオルガンと十字架だけがキリスト教を感じさせるシンボルでシンプル、天井が高く、音はヨーロッパのカトリック教会のようによく響いていて心地よい。13世紀のフランスのシャルトル大聖堂の床に作られたもののレプリカで、石の床の上に、キャンバス地の15mほどの円形の幾何学模様のような、紋様のような、魔法陣のようなものだ。中心部分へ、一本道の上を、裸足になって歩いて到達するようになっている。中心部では好きな姿勢で、祈りでも、瞑想でも、好きなだけそこにいていいということ。
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教会に入った途端、懐かしく、帰って来たかのような気持ちになり、一気に心の波が、まるで風のない日の湖面のように。そう言えば、小さい頃、教会に行っていて僕の音との交わりの最初は、教会からだったからだろうか。椅子に座って、裸足になって、その時間を楽しんだあと、"Labyrinth”のスタート地点に。ゆっくり一歩目を踏み出すと、石の床の感触が足裏に心地良く、一歩一歩を大切に、床に描かれた道通りに進んで行く。道を進むに従って、"Labyrinth”の中にいる人と、何度も、接近したり、遠ざかったりする。今日この時間まで、全く知らなかった数名の人々と、小さな世界の中に同時に存在し影響し合っている不思議さを感じながら先へと向かう。

 中心は、外周から見ればほんの5、6mのところに存在し見えている。が、道を辿って行くことによって、あとどれくらい歩けば中心に到達できるのか全く知る事ができない。一歩踏み出した時点から、円陣の中の小さな世界の住人になった僕らは、時間の感覚と空間の把握の仕方が、違ってくる。いつの間にか、中心まで行く事が目的ではなく、歩いている今だけを感じるようになってくる。行きでは、描かれた道を見失わないように歩く自分と、内へと意識を向ける自分、そして、次の一歩をどれだけ美しく出そうかということに注意する自分。まるで、モダンバレーのダンサーのような感覚。小さなシンプルな世界に存在することによって、今という瞬間に生きている感覚をシンプルに味わう。そして、小さな音量で流れている音楽に身を委ね、心が揺らし、また平穏を得る。

 突然到達した中心は、教会のまん真ん中。しばらく、その空間の中心に立つことの感動を感じる。自分は、何故、今、ここにいるのか。この頂きにいるのかを得る事ができた。導かれたように感じるその感覚は、感動的だった。ほんの5、6mほど先にある中心へ行くために、15mほどの円陣の中のほとんど全ての場所を歩いてから中心へと到達する。その道のりの一歩一歩、過ぎてしまえば、二度と届かない瞬間を深く感じれば感じるほど、愛すれば愛するほど中心へ到達した時の、満たされた感覚は、大きくなるのだろう。
 中心で、座ってみた。体は、とても暖かい。体の感覚をなくすほど、リラックスした姿勢で随分と座っていた。いろいろな、想い、感覚、感動、言葉にできないものを手に入れ、確かなものになった瞬間、立ち上がり、帰路についた。行きは、道からはずれないようにと、下ばかりみていたけれど、帰りは、教会の美しい造形に、周りを歩く人達の美しさに、教会に響く音に、いろいろなものに気を取られた。そして、一瞬、道に迷った。しばらく行って気がついた。逆行していた。僕の人生は、きっとそんな感じなんだなって、おかしくなって笑いそうになった。

 教会を出ると、まばゆい光に暖められた芝生がぽっかりと出迎えてくれた。暖かかった。
大きな木の陰に、ねっ転がって感じたこの世界は、優しかった。そして、そんなの時間に導いてくれたあの方にありがとうを。
きっと僕は、また少し変わりましたよ。


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話は、変わりますが、
昨年夏、うちのスタジオで近藤智洋君のレコーディングが行われた。
その時の様子が、アップされて、連絡をもらいました。
僕も、足と手だけ出演。ある意味、一番目立ってますが(笑)

これ、みんな見れるのか解らないけれど...
http://vids.myspace.com/index.cfm?fuseaction=vids.individual&videoid=57689174
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by kkkr | 2009-05-22 02:38 | 日常の中の特別

明日の夜は、Jazz&soulなベースを♪

明日17日、渋谷Plugにて、Hiro-a-key (The Jazz #s)のベーシスト(エレクトリック、ウッドベース)としてステージに立ちます。

Hiro-a-key

http://www.myspace.com/hiroakey

この中で、「叶」という曲がぐっときます。
ライブでも、彼の歌、パフォーマンス、バンドのグルーヴ、素晴らしいです。
明日の夜、お暇でしたら、是非!


the primrose とは、かけ離れているようですが、
去年のメタモの時に見た、Tony allenのステージ以来、
久々に、Soul, Fank なベースを弾きたかったのですが、実現して幸せです。



詳細は、

http://www.shibuya-plug.tv/schedule/detail/2009/0905detail/0517hiroakey.html

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by kkkr | 2009-05-16 21:33

gradation of the time をリリースします。

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 まず最初に、4月28日のライブに足を運んでくださったみなさん、本当にありがとう。
そして、なによりもドラムで僕を強力にサポートしてくれた、神谷洵平君にも本当に感謝です。
二人だけで世界を描くことは、時に、とても感動的に事が運ぶこともあり、また、とても難産を強いられることもあり、二人で一喜一憂したリハーサルの日々を過ごしました。当日も、リハーサルをした後、会場へと向ったのでした。
 
 自分では、緊張などしないと思っているのだけれど、いつも本番前に、手が冷たくなる。これは、きっと緊張が原因なのかも知れない。ドライヤーを持って来ていて、出番前は、手を温める。緊張だとしても、気持ちよいもので、まるで、好きな人に告白をする直前のような感じかもしれない。
 ステージに立つ随分前から、集中は始まっていたように思う。ごく自然に、音の中に身を沈めることが出来た。客席では、静けさの中にも、まったく僕らの音を無視するかのような話声もあったが、一瞬見に入った後、すぐさま自分のいるべき所へと心を置くことが出来た。神谷君を信じて、耳を向けてくれている人達を信じて、ひとつひとつの音、声、言葉を、丁寧に届けよう、捧げよう、と祈るように音を紡いだ。演奏は、危ういところも多々あったし、これからの課題でもあるけれど、目の前にいる人達に、そして、自分達が発する音に嘘はつかなかったと思う。時間と空間を共有し、心を通じ合わせることが出来たと僕は信じている。


 そして、もうひとつ、僕にとって大きなこと。この日、作品をひとつ、この世界に落した。

タイトル Gradation of the time / the primrose 
曲目 1.Gradation #1 (11分30秒) 2. Clouds (5分57秒) 3.Gradation #2 (12分) 合計29分10秒 価格 1000yen

 これは、前回、機材トラブルで不発に終わったひとりでのライブの前に行ったスタジオでのリハーサルの曲の2曲と、今回のリハーサルを録音したものからの1曲を収録したもの。どちらもライブ録音。

track 1&3 Gradation #1&2

あの日は、とても不思議な風景で、低くとても早いスピードで流れる雲がオレンジ色の午後で、夕方になって次第に紫色に代わり青く沈んでいく景色を見ながら、ギターの音をループさせては、心の赴くまま音を重ねて行った。二度と起きないあの時間と景色が与えてくれた音。

2.clouds

今回のライブのためのリハーサルでも、マジックのようなものを感じた。未完成だけれど、ぐっと来る瞬間。そんな、"何か"を、型にして、届けたいと思った。実は、歌い直したい部分もあったりする。が、あの時の感覚を残しておきたかった。

 ずっと、作っていたアルバム作品とは別の物だけれど、こういった型で、最速でこの世界に落していくことも 素敵なのではないかと、今回、メーカーも、流通もないけれど、echo and cloud recordings というレーベルとして発表することにしました。

 音源のミックスの後、プラスチックケースを買いに出かけ、デザインをし、プリントアウト。そして、CDRに焼き、盤面にも、印刷をする。そしてパッケージ。すべてを自分でやってみたら、出来上がったものを愛おしいと思った。ライブ当日朝8時に出来上がった。2時間だけ寝てライブへ。いつだって、僕は、ぎりぎりだ。この調子じゃ、人生の最後もぎりぎりなんだろうな...。(笑)

どうか、聞いてみてください。
そして、聞いて下さった方。「聞いたよ」だけでも、ここに残してくれたら幸せです。
                   

                  2009/5/2 the primrose 松井 敬治   



購入ご希望の方は、kgm@jcom.home.ne.jpまでお願い致します。
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by kkkr | 2009-05-02 04:40