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infected dream

idream.exblog.jp

1995.1.17

20年前のこの時間。僕は起きていた。リビングのピアノがゆらゆらと部屋の真ん中まで移動し、家具は全て倒れ、物と一緒にシェイクされるような状況とその時間の長さに地震だとは思えず、地球の終わりなのかと思った。そして家族や親戚の無事を確かめるために50ccのバイクで走り回った。その時のあの光景は20年経った今も忘れることはない。あそこにいた全ての人達にとって、あの瞬間の前と後は、まるで繋がりのない物語を継ぎ合わせたようだと思う。あのとき命を落とした人達の中の一人に自分も含まれていても不思議はなかった。20年経った今、今さらながらではあるけれど、あそこからは、extra な(的確な日本語がみつからない)時間を戴いたのだなと思う。
 その春、東京に出て来て20年。与えられたそのextraな時間を、充分に生きて来たのかと問われるなら、心は半々に分裂しそうになるけれど、こと音楽に対してのみ、きっとこういう風にしかやってこれなかったんだろう、自分なりのやり方でくねくね曲がりながら歩いてきたように思う。いつまで猶予があるのかは解らないけれど、出来ればこれまでよりより濃密に音楽と共に生きて行きたいと思う。
 阪神大震災、東日本大震災で、命を落とされた方々のご冥福をお祈りすると共に、その家族ご友人の悲しみに僕達が寄り添うことが出来ますように。
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by kkkr | 2015-01-17 05:28 | 日常の中の特別
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