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infected dream

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夏の終わりの Bass

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(Pic / Back stage)

 昨日は池上本門寺でのフェス。MAIA HIRASAWAで出演だった。
Maia は、前夜に日本に。Andersは、成田から会場へ。僕は、久我山から。

 一昨日の突然の大雨は、地下へ水が流れ込むほどだったり、滑走路がプールみたいになっていたり、日本も熱帯化し、もしかするとスコールと呼んでいいのでは、などと思ってしまうほどだった。(ゲリラ雨などと風情のない言い方はしたくないね。)

 環状8号は渋滞するから、狛江から川崎側へ渡り玉川沿いを南下。信号も少なく気持良く走る。演奏予定の曲を聞きながら、フロントガラスいっぱいに広がる曇り空をあやすように、お願いしますよ、と心の中で呟いた。

 会場につくと、手短かにMaiaと挨拶を交わし、すぐにリハーサル。背中を一筋、汗がつたう。セッティングが出来た頃、いつも飛行機ではいつも寝られないというAndersが到着。誰もいない客席。蝉の声。五重塔。数曲をチェック。ちょっと覇気のない感じで終え(いつものsave energy)楽屋までの車の中で、改めて再会を喜び、お互いの近況を伝え合った。みんな、幸せな夏を過ごしていた。

 午後4時半。みんなの祈りや、おまじないや、つぶやきは叶えられて、ステージに上がりプレイし始めるころには、青空がいっぱいに。白い雲、五重塔、ビールを片手にのんびり見てるお客さん。Maiaの写真をと前の方まで、恥ずかしそうに駆け寄る女性。曲中ブレイクで、静かになるところでは、蝉の声に会場が包まれる。夏の終わり。二度と来ない瞬間の一粒一粒を愛おしみながら、ベースの一音一音を落としていくというような感じだった。
 
 ちょっと面白いことがあった。手違いで、3人が3人とも、セットリスト(曲順表)がなく、maiaが、曲を飛ばしたのだけれど、案外その曲順が良かったのだ。ハプニングが起こることで、期待していたものにならなかったりするけれど、新しいテクスチャーになる。僕は、そういう突然変異が好き。始めから、全てが自由で始まることもあるけれど、そこで起きることは、刹那的で残るものがないこともある。目標や、理想や、ゴールを掲げた上で、起こる変化は、目標以上になったり、違う場所にゴールしたり、こういう変化は心に刻まれるような気がする。

 いやはや、長くなってしまった。蝉の声を聞きながら。そして、執拗に窓をつつくキツツキのノックを聞きながら、この辺で...。みなさん、夏の終わりを楽しんで下さい。

 30日は、大阪で...


8月30日 (火) @ 大阪PANGEA
TONE FLAKES Vol.29 feat. MAIA HIRASAWA


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(pic by Mayu. A)
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by kkkr | 2011-08-28 11:05 | エンタテイメント
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