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infected dream

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Labyrinth

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国際基督教大学(ICU)を訪れるのは、学園祭で演奏させてもらって以来。今日は、チャペルで行われていた歩く瞑想と呼ばれる"Labyrinth”(ラビリンス)を体験しに。この大学は構内は、武蔵野をそのまま残して作られた、ひとつのコミューンのような世界。勉強するにも、学生生活を送るにも、羨ましい環境だ。

さて、"Labyrinth"。大学の中の教会の中に設置されている。入り口で、簡単な説明の書かれたパンフを読み中に入る。教会の中は、パイプオルガンと十字架だけがキリスト教を感じさせるシンボルでシンプル、天井が高く、音はヨーロッパのカトリック教会のようによく響いていて心地よい。13世紀のフランスのシャルトル大聖堂の床に作られたもののレプリカで、石の床の上に、キャンバス地の15mほどの円形の幾何学模様のような、紋様のような、魔法陣のようなものだ。中心部分へ、一本道の上を、裸足になって歩いて到達するようになっている。中心部では好きな姿勢で、祈りでも、瞑想でも、好きなだけそこにいていいということ。
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教会に入った途端、懐かしく、帰って来たかのような気持ちになり、一気に心の波が、まるで風のない日の湖面のように。そう言えば、小さい頃、教会に行っていて僕の音との交わりの最初は、教会からだったからだろうか。椅子に座って、裸足になって、その時間を楽しんだあと、"Labyrinth”のスタート地点に。ゆっくり一歩目を踏み出すと、石の床の感触が足裏に心地良く、一歩一歩を大切に、床に描かれた道通りに進んで行く。道を進むに従って、"Labyrinth”の中にいる人と、何度も、接近したり、遠ざかったりする。今日この時間まで、全く知らなかった数名の人々と、小さな世界の中に同時に存在し影響し合っている不思議さを感じながら先へと向かう。

 中心は、外周から見ればほんの5、6mのところに存在し見えている。が、道を辿って行くことによって、あとどれくらい歩けば中心に到達できるのか全く知る事ができない。一歩踏み出した時点から、円陣の中の小さな世界の住人になった僕らは、時間の感覚と空間の把握の仕方が、違ってくる。いつの間にか、中心まで行く事が目的ではなく、歩いている今だけを感じるようになってくる。行きでは、描かれた道を見失わないように歩く自分と、内へと意識を向ける自分、そして、次の一歩をどれだけ美しく出そうかということに注意する自分。まるで、モダンバレーのダンサーのような感覚。小さなシンプルな世界に存在することによって、今という瞬間に生きている感覚をシンプルに味わう。そして、小さな音量で流れている音楽に身を委ね、心が揺らし、また平穏を得る。

 突然到達した中心は、教会のまん真ん中。しばらく、その空間の中心に立つことの感動を感じる。自分は、何故、今、ここにいるのか。この頂きにいるのかを得る事ができた。導かれたように感じるその感覚は、感動的だった。ほんの5、6mほど先にある中心へ行くために、15mほどの円陣の中のほとんど全ての場所を歩いてから中心へと到達する。その道のりの一歩一歩、過ぎてしまえば、二度と届かない瞬間を深く感じれば感じるほど、愛すれば愛するほど中心へ到達した時の、満たされた感覚は、大きくなるのだろう。
 中心で、座ってみた。体は、とても暖かい。体の感覚をなくすほど、リラックスした姿勢で随分と座っていた。いろいろな、想い、感覚、感動、言葉にできないものを手に入れ、確かなものになった瞬間、立ち上がり、帰路についた。行きは、道からはずれないようにと、下ばかりみていたけれど、帰りは、教会の美しい造形に、周りを歩く人達の美しさに、教会に響く音に、いろいろなものに気を取られた。そして、一瞬、道に迷った。しばらく行って気がついた。逆行していた。僕の人生は、きっとそんな感じなんだなって、おかしくなって笑いそうになった。

 教会を出ると、まばゆい光に暖められた芝生がぽっかりと出迎えてくれた。暖かかった。
大きな木の陰に、ねっ転がって感じたこの世界は、優しかった。そして、そんなの時間に導いてくれたあの方にありがとうを。
きっと僕は、また少し変わりましたよ。


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話は、変わりますが、
昨年夏、うちのスタジオで近藤智洋君のレコーディングが行われた。
その時の様子が、アップされて、連絡をもらいました。
僕も、足と手だけ出演。ある意味、一番目立ってますが(笑)

これ、みんな見れるのか解らないけれど...
http://vids.myspace.com/index.cfm?fuseaction=vids.individual&videoid=57689174
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by kkkr | 2009-05-22 02:38 | 日常の中の特別
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