ブログトップ

infected dream

idream.exblog.jp

gradation of the time をリリースします。

b0060102_439189.jpg

b0060102_4371677.jpg

b0060102_4362389.jpg

 まず最初に、4月28日のライブに足を運んでくださったみなさん、本当にありがとう。
そして、なによりもドラムで僕を強力にサポートしてくれた、神谷洵平君にも本当に感謝です。
二人だけで世界を描くことは、時に、とても感動的に事が運ぶこともあり、また、とても難産を強いられることもあり、二人で一喜一憂したリハーサルの日々を過ごしました。当日も、リハーサルをした後、会場へと向ったのでした。
 
 自分では、緊張などしないと思っているのだけれど、いつも本番前に、手が冷たくなる。これは、きっと緊張が原因なのかも知れない。ドライヤーを持って来ていて、出番前は、手を温める。緊張だとしても、気持ちよいもので、まるで、好きな人に告白をする直前のような感じかもしれない。
 ステージに立つ随分前から、集中は始まっていたように思う。ごく自然に、音の中に身を沈めることが出来た。客席では、静けさの中にも、まったく僕らの音を無視するかのような話声もあったが、一瞬見に入った後、すぐさま自分のいるべき所へと心を置くことが出来た。神谷君を信じて、耳を向けてくれている人達を信じて、ひとつひとつの音、声、言葉を、丁寧に届けよう、捧げよう、と祈るように音を紡いだ。演奏は、危ういところも多々あったし、これからの課題でもあるけれど、目の前にいる人達に、そして、自分達が発する音に嘘はつかなかったと思う。時間と空間を共有し、心を通じ合わせることが出来たと僕は信じている。


 そして、もうひとつ、僕にとって大きなこと。この日、作品をひとつ、この世界に落した。

タイトル Gradation of the time / the primrose 
曲目 1.Gradation #1 (11分30秒) 2. Clouds (5分57秒) 3.Gradation #2 (12分) 合計29分10秒 価格 1000yen

 これは、前回、機材トラブルで不発に終わったひとりでのライブの前に行ったスタジオでのリハーサルの曲の2曲と、今回のリハーサルを録音したものからの1曲を収録したもの。どちらもライブ録音。

track 1&3 Gradation #1&2

あの日は、とても不思議な風景で、低くとても早いスピードで流れる雲がオレンジ色の午後で、夕方になって次第に紫色に代わり青く沈んでいく景色を見ながら、ギターの音をループさせては、心の赴くまま音を重ねて行った。二度と起きないあの時間と景色が与えてくれた音。

2.clouds

今回のライブのためのリハーサルでも、マジックのようなものを感じた。未完成だけれど、ぐっと来る瞬間。そんな、"何か"を、型にして、届けたいと思った。実は、歌い直したい部分もあったりする。が、あの時の感覚を残しておきたかった。

 ずっと、作っていたアルバム作品とは別の物だけれど、こういった型で、最速でこの世界に落していくことも 素敵なのではないかと、今回、メーカーも、流通もないけれど、echo and cloud recordings というレーベルとして発表することにしました。

 音源のミックスの後、プラスチックケースを買いに出かけ、デザインをし、プリントアウト。そして、CDRに焼き、盤面にも、印刷をする。そしてパッケージ。すべてを自分でやってみたら、出来上がったものを愛おしいと思った。ライブ当日朝8時に出来上がった。2時間だけ寝てライブへ。いつだって、僕は、ぎりぎりだ。この調子じゃ、人生の最後もぎりぎりなんだろうな...。(笑)

どうか、聞いてみてください。
そして、聞いて下さった方。「聞いたよ」だけでも、ここに残してくれたら幸せです。
                   

                  2009/5/2 the primrose 松井 敬治   



購入ご希望の方は、kgm@jcom.home.ne.jpまでお願い致します。
[PR]
by kkkr | 2009-05-02 04:40
<< 明日の夜は、Jazz&soul... 密の味 >>